JAL国際線特典航空券PLUS
12月からJALの国際線特典航空券の制度の変更があります。
公式ページはこちら JAL国際線特典航空券PLUS導入のお知らせ
どうやら、追加マイルを払えば今までの枠外の特典航空券をとれる制度のようです。
JAL国際線特典航空券PLUS(以下、PLUS)とは、これまでのJAL国際線特典航空券ではキャンセル待ちになるような場合でも、追加のマイルをいただくことで、特典航空券としてご利用いただけるサービスです。
ファーストクラスは適用外だそうです。
これまでは、例えば、ハワイのエコノミーの特典航空券の枠は4席で必要マイル40000マイルですが、12月からは4席は必要マイル40000マイルで、あとは追加マイルを払えば席をとれるということみたいです。
でも、追加マイルがどのくらいになるかというところなんですが、”予測残席に応じて変動”となっています。これはJALがこの時期は混んでいそうだからこのぐらい、この時期は空いているからこのぐらいってJALが設定するみたい。
つまり、お盆や正月が青天井ってことですよね。
たとえば、ホノルルエコノミー(片道)の最大マイルは
114,000マイル
これNYにファースト(70,000マイル)より高いね。
ホノルル便のEconomy Flex(片道)の値段が30万なんで、お盆とか正月だったら114,000マイル行くかもね。その場合はマイル単価2.6円。
エコノミーでマイル単価2.6だと妥当な線なので、114,000マイルもありえない数字ではないですね。
その他の地域の必要マイルは長くなるからこっちを参照してください↓
JAL国際線特典航空券PLUS 各路線の必要マイル数 - JALマイレージバンク
JAL国際線特典航空券ルール変更
あと、同時に国際線特典航空券ルール変更が変更されました。
重要なところを赤で囲んでいます。
新ルールでは海外発の旅程が組めなくなります。
そして、ファーストクラスと他のクラスの組み合わせができなくなってしまいました。
また、ファーストクラス以外のクラスではキャンセル待ち不可、予約変更不可となってしまいました。
ってことは空いている便しか取れないってことですよね。あと、予約変更するならいったんキャンセルせえってこと。
特典航空券のいいところはフレキシブル性だった。つまりある日程で発券しておいて、有効期限が旅行開始から1年だったので、都合が悪くなったら変更できたのがよかったんですよね。
あと、キャンセル待ちも結構使っていたんですよね。
たとえば、これまで通りのマイルで特典航空券をとった人がキャンセルした場合は、その席はこれまで通りのマイルでだされるのか?そこはちょっと不明。ただ、その場合でもキャンセル待ちはできないから、ひたすら残席をウォッチするしかなさそうですね。
ここのあたりは、特典航空券のフレキシブル性が失われたということで改悪(鞭)ですね!
少ないマイルになった路線もあるよ
少ないマイルになった路線もあります。飴ちゃんですね。対象はエコノミーのみ。
以下、マイル数が減る路線の一覧(片道マイル数)。
行き先 | 新マイル数 | 旧マイル数 | 差分 |
高雄 | 8500 | 10000 | -1500 |
クアラルンプール | 14500 | 17500 | -3000 |
ジャカルタ | 15500 | 17500 | -2000 |
シンガポール | 12000 | 17500 | -5500 |
ハノイ | 13000 | 17500 | -4500 |
ホーチミンシティ | 13000 | 17500 | -4500 |
シドニー | 18000 | 20000 | -2000 |
モスクワ | 17500 | 20000 | -2500 |
パリ | 26000 | 27500 | -1500 |
フランクフルト | 23000 | 27500 | -4500 |
ヘルシンキ | 23500 | 27500 | -4000 |
ロンドン | 26000 | 27500 | -1500 |
シンガポール、ハノイ、ホーチミン、フランクフルトが結構減っていますね~
これは、個人的には嬉しいところ。
でも、ディスカウントマイルはどうなるかわからないらしい。
Q. PLUS開始後、ディスカウントマイルキャンペーンなどは実施されますか。
A. 現時点では未定です。今後キャンペーンを実施する場合は、順次JALホームページにてお知らせいたします。
ディスカウントマイルなくなるんなら総合的に見て改悪じゃん!飴に見せかけた毒饅頭作戦の可能性もありそう。
私的には、現在JALのマイル使い切っちゃってますので、様子見ですかね。